石膏ボード(せっこうぼーど)とは
石膏(せっこう)に繊維やパーライトなどを混合して、両面を厚紙ではさんで平らな板状にしたもの。
住宅では、主に壁や天井(壁紙やタイルなど)の下地材として使用されています。
軽量で価格が安く、施工も簡単で、遮音性、防火性、防湿性、保温性、断熱性、寸法安定性、加工性に優れるという特徴があります。
水廻りには「耐水石膏ボード」が用いられ、準耐火建築物には「強化石膏ボード」、塗り壁の下地には「ラスボード」と用途に分けた石膏ボードが用いられます。
石膏ボードは「プラスターボード」とも呼ばれ、設計図には「PB」という表記をされることがあります。
リカコの豆知識
ハウスメーカのイベントで「現場見学会」や「工場見学会」などに参加すると建築途中の住宅を見学させてくれることがあります。
その際にまだ壁紙が貼っていない「石膏ボード」が貼られた状態を見ることができます。
石膏ボードが平らにきれいに貼られていると、壁紙などの仕上げ材もきれいに仕上がるので、
「石膏ボード」の貼り方が丁寧かどうかも見学のポイントです。