無垢材

用語集

無垢材(むくざい)とは

1本の原木から作られた木材のこと。

 

天然の1本の木から、継ぎ目のない角材や板を直接切り出したもので、化学物質を含まない自然素材です。

建築物では、木の持つ本来の風合いや質感が人気の魅力となっています。

 

無垢材は、室内の湿度を調節する働きがあり、コンクリートの約2倍の断熱性があるので、まわりの温度に影響を受けにくい性質があります。

 

さらに、無垢材にはフィトンチッドという精油分が含まれており、アロマテラピーでも使われる成分で、リラックス効果があるとされています。

 

無垢材にはさまざまな木が使用されます。樹種によって色や柄も異なりますが、丸太の状態からの切り方でも、柾目挽きと板目挽きで模様が変わってきます。

樹心から年輪に対して垂直に挽いたものが柾目、丸太を上から見て平行に板状に挽いたものが板目です。

つまり、柾目は板目より一本の丸太から挽ける数が少ないので価格も高くなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リカコの豆知識

無垢材を用いることによるメリット、デメリットをあげてみたわ

 

*無垢材を用いるメリット*

①本来の木の風合いや木質感が魅力
②年月が経つにつれて変化していく色艶の魅力があるので一生物
③調湿作用がある
④タイルやコンクリートに比べて、熱伝導率が低く、年中心地よい

 

*無垢材を用いるデメリット*

①傷つきやすい
②調湿効果があるゆえに、水分を吸放出し、木が膨張や収縮を起こす
③塗装してあっても水に弱い

 

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