江戸間の「1畳」のサイズは何㎡?
「京間」「江戸間」「中京間」「団地間」の違い

用語集

江戸間の畳サイズ

「1帖(1畳)」=「1.62m²以上」

となります。

これは、不動産の表示に関する公正競争規約施行規則「物件の内容・取引条件等に係る表示基準」で定義されているためです。

 

畳(たたみ)には、次の2種類があります。

  • 縦横比2:1になっている長方形の一畳サイズ
  • これを横半分にした1:1の正方形の半畳サイズ

 

 

京間、中京間、江戸間、団地間、六一間のサイズの違い、サイズ

ところで、畳の大きさは、3尺 × 6尺(910㎜ × 1820㎜=1.6562㎡)が基本となりますが、実際に使われている畳1枚の寸法は、地域によって違いがあります。

 

主によく使われている種類が「京間」「中京間」「江戸間」「団地間」「六一間」です。

それぞれのサイズの違いをまとめると、次のようになります。

種類 サイズ 主に使用されている地域
京間(きょうま)
本間(ほんま)
3尺1寸5分×6尺3寸
(955㎜ x 1910㎜=1.824.05㎡)
近畿・中国・九州と西日本の大部分
中京間(ちゅきゅおま)
三六間(さぶろくま)
3尺 × 6尺
(910㎜ x 1820㎜=1.6562㎡)
愛知県・岐阜県の中京地方と福島県・山形県・岩手県の東北地方の一部
北陸地方の一部と奄美大島
江戸間(えどま)
関東間(かんとうま)
五八間(ごまちま)
2尺9寸 × 5尺8寸
(880㎜ × 1760㎜ = 1.5488㎡)
関東・東北地方の一部と北海道・三重県伊勢地方
団地間(だんちま)
五六間(ごろくま)
2尺8寸 × 5尺6寸
(850㎜ × 1700㎜ = 1.455㎡)
公団住宅、アパート、マンション等、共同住宅や高層住宅
六一間(ろくいちま)
安芸間(あきま)
3尺5分 × 6尺1寸
(920㎜ × 1850㎜ = 1.702㎡)
岡山県・広島県・山口県などの山陰地方

 

 

 

 

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