片流れ屋根(かたながれやね)とは
建物の屋根形状の一つで、一方向だけに傾斜がある屋根のこと。
以前は物置などの屋根に利用されていましたが、最近では屋根の性能も良くなり、住宅でも採用されるようになった屋根形状です。
屋根を片方に傾斜させることによって、採光が取りやすくなったり、「北側車斜線」の規制緩和への対策としても有効なので、狭小地や傾斜地にも採用されています。
外観としては、ほかの屋根形状と組み合わせることで、スタイリッシュでデザイン性が高くなるということでハウスメーカーでも多く採用されています。
リカコの豆知識
片流れ屋根の内部は、傾斜の吹き抜け天井、小屋裏収納、ロフトなどに利用することができるのよ。