面取り

用語集

面取り(めんとり)とは

出隅角の部分を保護やデザインの目的で削り取り加工したもののこと。

 

面取りには

・面を斜めに削る
「角面(かどめん)」「猿頬面(さるぼおめん)」

 

・角を丸くする
「丸面(まるめん)」「甲丸面(こうまるめん)」「蒲鉾面(かまぼこめん)」「紐面(ひもめん)」

 

・角をしゃくる
「匙面(さじめん)」「しゃくり面」

 

・装飾形に削る
「内丸面(うちまるめん)」「銀杏面(ぎんなんめん)」「几帳面(きちょうめん)」「瓢箪面(ひょうたんめん)」

 

などたくさんの種類があります。

あと、
加工した面の幅が小さい面を
「糸面(いとめん)」、大きい面を「大面(おおめん)」といいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は「角面」です。

 

 

壁の角は掃除機や物がぶつかることが多く、壁紙も剥がれやすくなりがちです。

小さいお子様がぶつかったり、大人でも足の小指などぶつかったりした時の怪我の防止にもなるので

住宅メーカーでは、標準仕様として柱や壁の角には小さく「面取り」を採用しているところもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

リカコの豆知識

面取りは建材以外でも、料理にも使われています。

大根や芋などの切り口の角を薄く削ることで、形を整えたり煮崩れを防いだりしてくれるのよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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